2017/11/11

車検時の24ヶ月点検は不要?一般整備の意味や違いについて

 
みんなは知ってた??

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“自動車業界のすべてを誠実に伝える” BSニュースのサイト構成やライティングを担当している人。大学でプログラミングを専攻し念願のIT企業へ就職したが、紆余曲折を経て今は自動車業界の営業職に就いている。深夜のカップ麺の誘惑に負け続けているため、おなかが出てきているのが最近の悩み。

初めて車を買った際に、“愛車点検と12ヶ月点検”っていうものが購入費用に含まれていました。

作業当日はもちろん無料だったので適当に済ませてもらいましたが、後からよくよく考えてみると何をされていたのかさっぱりわかりませんでした。

もちろんお店の人には「特に異常ないですよ」と言ってもらった記憶はありますが、作業内容の説明はなかったような気がしてます。

僕と同じように、このような点検で『どんな作業が、どのように実施されているのか』を知っている方はあまり多くないのが現状です。整備工場に言われるがままにした結果、知らず知らず余計な出費をしている場合もあるのではと思ったので、今回は一般整備について細かくお話していきたいと思います。

 

 

1.一般整備とは?

ノートパソコン

一般整備とは“日常点検”や“定期点検”の総称です。

 

1-1.一般整備について

みなさんは、お付き合いのある自動車整備工場から電話やハガキで案内が来たり、そろそろエンジンオイルを交換しようかなって思ったり、さらには運転中に「なんか異音がするな。。。」って感じたりしたら。。。愛車を持っていきますよね!

これらのことはすべて“一般整備”と呼ばれるものに当てはまり、最近だとインターネットで検索した際に『車検・一般整備承ります』ってサイトがいっぱい出てきたりしています。

 

2.一般整備の種類

足回り点検調整

整備工場が案内している点検は大きく分けて2つありますが、いずれの点検も国土交通省により義務として定められています。

  1. 日常点検
  2. 定期点検

 

2-1.日常点検

ⅰ.の日常点検についてはユーザー自身で作業可能な点検となっています。そのため本来は整備工場に持っていく必要がないのです。ただ、ほとんどの人は部品の交換方法がわからなかったり、面倒くさいと感じてしまったりするので、結局近くのオートバックス等に行っちゃうことが多いですw

僕もあまり偉そうなことは言えないですが、日常点検はやり方をちょっと調べてみれば、割と簡単な作業ばかりなので試してみてはいかがでしょうか?日常点検の項目については後ほどお伝えします。

 

2-1.定期点検

ⅱ.の定期点検については、もう少し細かく分けることが出来ます。

  • 6ヶ月点検
  • 12ヶ月点検
  • 24ヶ月点検

12ヶ月点検と24ヶ月点検は法定点検と呼ばれており、文字通り法律で定められている定期点検なのですが、実施しなくても罰則はありません。

そのため、

「12ヶ月点検は面倒だからやらないよ!」

「そもそも12ヶ月点検なんて知らなかった。」

 

という方が結構いらっしゃいます。

 

また24ヶ月点検というのは多くの方が勘違いをしていますが、検のことではありません!

【アナタの見積書は大丈夫?車検と24ヶ月点検は全くの別物!】

 

乗用車の場合、車検を迎える車を整備工場に持っていくと、車検と一緒に(勝手に)24ヶ月点検も実施されることが多いのが誤認されがちな理由になっています。

見積書に車検と24ヶ月点検が別々に記載され、しっかりとした説明をしてもらえればいいのですが、そうでないお店(見積書にまとめて記載し、そこから値引をしたフリをする=見積りマジック)もあるので注意が必要です。

 

3.一般整備の内容

オートバックス

オートバックス可児店(引用:https://www.autobacs.co.jp/ja/news/news.php?id=Mjg2OQ%3D%3D)

日常点検と定期点検の各項目は以下のようになっています。ちなみに、定期点検の内容は各整備工場が独自のプランを作成していたりもします。

 

3-1.日常点検の項目

オイルやバッテリー等についてはホームセンターなどでも販売されています。作業自体も比較的簡単なものが多いのが特徴です。

  • オイル交換
  • バッテリー交換
  • タイヤ空気圧チェック
  • ワイパー&ウォッシャー液交換
  • ライト点灯確認

 

3-2.定期点検の項目

6ヶ月点検の作業項目は概ねこんな感になります。

 

■6ヶ月点検の作業項目
  • ベルト類(点検・交換)
  • エンジン始動・異音
  • 低速・加速確認
  • バッテリー交換
  • オイル交換
  • ラジエーター冷却水
  • ブレーキ確認
  • タイヤ空気圧チェック
  • ワイパー&ウォッシャー液交換
  • ライト点灯確認
  • 下廻り
  • シートベルト
  • その他任意項目

 

尚、12ヶ月点検と24ヶ月点検は作業項目が多すぎるので、ここでの紹介は割愛させていただきます。。。_(._.)_

一応、作業項目は大まかに以下の5つに分けられます。

 

■12ヶ月点検、24ヶ月点検の作業項目(代表的なもの)
  1. エンジンルーム点検
  2. 室内点検
  3. 足廻り点検
  4. 下廻り点検
  5. 外廻り点検

 

【車検料金の相場とは?整備工場の利益である検査料をチェック】

 

4.一般整備を受ける場合の注意点

しかめっ面で変な顔をするおじさん

12ヶ月点検や、車検時等の24ヶ月点検の際に予想よりも高額な見積りが出てきたことってありませんか?

「あるある。。。」って方はズバリ、車の消耗部品を必要以上にガッツリ交換されているからかもしれません。

 

4-1.必要以上に消耗部品が交換されている?

どうしてこのようなことが起きるのかと言いますと安心して車に乗れるようにするため”というのはもちろんですが、実際はその方が車屋さん儲かるからという大人の事情が見え隠れしている気がします。

巷の大手車検フランチャイズチェーンではちょこちょこ『3,000km~4,000kmでオイル交換を推奨します』とか謳ってますが、怒られるの覚悟でハッキリ言います。

 

 

『どんなハードコンディションでドライブしてるんですか?もしかして、鈴鹿のレースにでも参戦してるんですか!?』

 

っていうレベルです。(ごめんなさい、あくまでも主観です。。。)

 低年式車 であれば上記走行距離でオイル交換を推奨するのもわからなくはないですが。。。 高年式車 のユーザーにまで提案している整備工場スタッフの姿を見ると「この人本当にプロなのかな?」ってさすがに思っちゃいます。

消耗部品を実際に自分の目で確認して「まだ大丈夫!」「これはヤバイ!」って判断できればいいのですが、正直難しいですよね。

 

BSニュース 相方MJの例

でも、BSニュース相方のMJが通うとある整備工場では、

  • なんと交換した消耗部品の写真をわざわざ撮って見せてくれたり
  • クソ高い純正部品を使わずに、優良部品(お薬でいうとジェネリック医薬品)を使用してくれたり
  • 時にはリサイクルパーツ(中古の状態の良いもの)を流用してくれたり
  • 自分で買ってきた消耗部品の持ち込みを許してくれたり
  • 他店の見積書の意味不明な作業工賃をサービスにしてくれたり

 

このように、ひとつひとつの作業についてわからないことを“おせっかいなぐらい教えてくれる”素敵な整備工場も存在しているので、お店選びは重要ですよ!

 

【車の修理費用が半額って本当?鈑金リサイクルパーツ活用方法】

 

まとめ

1.一般整備とは?
2.一般整備の種類
3.一般整備の内容
4.一般整備を受ける場合の注意点

 

いかがでしたでしょうか??

もしかしたら「法定点検を受けなくても罰則はない=車検時に24ヶ月点検を受けなければ、かなり安くなるんじゃないか?」と思った人もいるのではないでしょうか?

実はその通りで、ユーザー車検と呼ばれるものを利用すれば車検金額だけの支払いも可能です。ですが、定期的に点検をしていないと大きな故障や事故に遭うリスクが高くなってしまうことや、万が一車が壊れてしまった場合には買い替えなければならない可能性も出てきます。そうなると急な高額出費が待っていますので、誠実なお店を選んで愛車にとって最低限の点検ぐらいは受けておくことをおススメします!

それでは(^^)

 

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“自動車業界のすべてを誠実に伝える” BSニュースのサイト構成やライティングを担当している人。大学でプログラミングを専攻し念願のIT企業へ就職したが、紆余曲折を経て今は自動車業界の営業職に就いている。深夜のカップ麺の誘惑に負け続けているため、おなかが出てきているのが最近の悩み。
 

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