2017/11/11

オークション回しで利益20万?下取り業販についてガチ解説

 
メ〇カリでも出来るかな?

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“自動車業界のすべてを誠実に伝える” BSニュースのサイト構成やライティングを担当している人。大学でプログラミングを専攻し念願のIT企業へ就職したが、紆余曲折を経て今は自動車業界の営業職に就いている。深夜のカップ麺の誘惑に負け続けているため、おなかが出てきているのが最近の悩み。

突然ですが、車屋さんの商品って何って聞かれたらどう答えますか?

車検や点検、オイルやバッテリーなどの用品販売、凹みや擦り傷の修理。。。

「いやいや、メインは車の販売でしょ!?」

ですよね!スミマセンw

それじゃあ、車屋さんが車を販売するために“どこからどうやって”仕入れてきているかをご存知ですか??

これを知っている人はかなり自動車業界に詳しい方なのではないでしょうか?(^^)

知っている人が少ないからこそ、今回はこの仕入れの仕方である下取り・業販についてお伝えしたいと思います!

 

 

下取り・業販とは?

ボルボ

1-1.下取り

■下取りの定義

下取り(したどり)は、新しい商品を購入することを条件に、それまで使用していた古い商品を買い取る契約、商習慣のこと[1]

通常の中古品買取りと異なり、下取りの場合は必ずしも下取り商品を中古品として再流通させることを前提にしていない。そのため下取り商品が故障していたり、著しく古いものであっても下取りの対象となる。また、下取り金額は通常の買取りと比べて高額に設定され、本来であれば処分費用のかかるものであっても下取りの対象となる。

引用:Wikipedia

『下取り』とは新たに車を買うときに、これまで所有していた車を引き取ってもらって値引きに充てることを言います。

 

1-2.業販

■業販の定義

業販とは、業者販売の略。一般消費者に直接販売はせず、業者を対象として販売することを目的としている。

抜粋:weblio辞書

『業販』とは下取りや買取した車を業者同士で売買することを指します。

業販は普段は耳にしない言葉だと思いますが、基本的には販売業者が新車や中古車を仕入れる際に使われる言葉になります。

 

2.業販の取引の方法

ジャガーのエンブレム

業販の取引方法は新車と中古車で異なっており、以下のようになっています。

 

2-1.新車の場合

■サブディーラーや一般的な自動車販売店がディーラーへ新車を注文し仕入れを行う。

新車の業販はとてもシンプルで、流れとしては【正規ディーラー→サブディーラー(一般的な自動車販売店)→お客様】となっています。

 

2-2.中古車の場合

それに比べて中古車の業販はやや複雑になっています。中古車における業販の取引方法は大きく以下の2つに分けられます。

  1. オークション方式
  2. 個別に商談する方法

 

ⅰ.オークション方式

オークション方式については、【中古車1台利益30万?オートオークション仕入れを解説】にて詳しくお伝えしているので参考にしてみてください。

 

ⅱ.個別に商談する方式

個別に商談する方法は、Aという販売店が保有している車をBという販売店が仕入れしたい場合に業販価格(特価)で譲り受けるための交渉を指します。

 

 

尚、現在の日本では、

ⅰ.のオークション方式が大多数を占めています。そのためオークション回しと呼ばれる手法を使ってお金儲けをしている業者も数多く存在します。

 

オークション回しの例

  1. Aというオークション会場で中古車を50万円で仕入れ
  2. 仕入れした中古車をBというオークション会場に70万円で出品
  3. 無事に落札されて利益20万円をGET!

 

なんと簡単に20万円もの利益が出てしまいました!!

実際には、オークション参加費用が掛かるので単純に利益20万円ではないのですが、それでもオークション回しを上手く活用すれば生活に困らない程度のお金を確保することも十分に可能です。

ちなみに、故障している中古車をあえて安値で仕入れて、修理して出品するという応用法も存在しています。

 

【車の修理費用が半額って本当?鈑金リサイクルパーツ活用方法】

 

3.下取りと業販の関係性

ガリバー店舗

ガリバー(引用:https://221616.com/)

3-1.下取り車の行方は?

ところで、ディーラーが下取りした車って何処へ行くかご存知ですか?

一般的にはディーラーの内製工場で整備をしてから中古車販売部で販売していますが、中にはディーラーが下取りした車を買取専門店がそれよりも高値で買取りしていることがあるんです。

何故かと言うと、ディーラーでは本当は下取りしたくない車両が結構あるからなんです。

 

3-2.ディーラーが買取専門店に下取車を買取ってもらう理由

  • 不人気車
  • 低年式車
  • 在庫を抱えたくない
  • 展示スペースが確保できない

その他にも諸々理由があるみたいですが、新車販売をする際に下取りをしなければならないケースがあることが要因となっています。

そんなときは買取専門店と査定額について打ち合わせをしておき、下取車をそのまま買取専門店に引き取ってもらうことで下取車を捌いているという訳です。

最終的にそのような車は買取専門店からオークションへ流れていったりします。

 

4.業販のメリット・デメリット

カメラと女性の足

4-1.業販のメリット・デメリット

業販のメリット

  • 諸費用がほぼなく、車体価格のみなので安い
  • 不要在庫を抱えるリスクの削減

 

業販のデメリット

  • 人気車種があまり出回らない
  • ノークレーム・ノーリターン

 

『業販価格にてご案内』みたいな謳い文句をしている自動車販売店がしばしばありますが、業販価格で私たちに販売してもらえるなんて正直おかしな話です。

業販価格には諸費用が含まれていないので、購入時に必ずお客様負担になり、結果として総支払額が上がってしまいます。

 

【20万円値引が可能な理由とは?中古車販売の仕組みについて】

 

まとめ

1.下取り・業販とは?
2.業販の取引の方法
3.下取りと業販の関係性
4.業販のメリット・デメリット

 

いかがでしたでしょうか??

こんなことを言うと怒られてしまうかもしれませんが、業販の仕組みを巧みに利用して儲けているような自動車販売業者も存在します。転売自体が悪いとは言いませんが、そのような自動車販売業者は利益主義なところが多いのが実情です。

自社の利益ばかりを優先する不誠実なお店から車を購入してしまうと、購入後にきちんとした保証が受けられないなどのトラブルに巻き込まれる可能性もあります。グーやカーセンサーのサイトで欲しい車ばかりに目が行ってしまいがちですが、中古車を購入の際には“このお店は本当に大丈夫なのか?”と自動車販売業者についてもしっかりと調べてみることが大切だと思います。

それでは(^^)

 

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“自動車業界のすべてを誠実に伝える” BSニュースのサイト構成やライティングを担当している人。大学でプログラミングを専攻し念願のIT企業へ就職したが、紆余曲折を経て今は自動車業界の営業職に就いている。深夜のカップ麺の誘惑に負け続けているため、おなかが出てきているのが最近の悩み。
 

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