2017/11/11

車検の仕組みとは?3つの車検方法と1番安い受け方について

 
一番安く済ませるなら。。

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“自動車業界のすべてを誠実に伝える” BSニュースのサイト構成やライティングを担当している人。大学でプログラミングを専攻し念願のIT企業へ就職したが、紆余曲折を経て今は自動車業界の営業職に就いている。深夜のカップ麺の誘惑に負け続けているため、おなかが出てきているのが最近の悩み。

「あっ!そういえばもう少しで。。。」

そうです。自動車を持っている人なら避けては通れない一大イベント、車検です。

「今回も結構お金が掛かりそうだから嫌だな。。。」って思うのが、みなさんの本音じゃないでしょうか?

でも、もしかしたら思っているよりも費用が節約できるかもしれませんよ!!

そもそも車検って一体何なのでしょうか??絶対に受けないといけないものなのでしょうか?

普段の仕事をしている際に、とある自動車整備工場の社長が、

 

「最近の人達は車のことを全然知らない。車検についても詳しかったり、知識を持っている人はごくわずか。」

 

と言っていたので、今回ははそんな車検の仕組みについてお話ししていきたいと思います。

 

 

車検とは?

虫眼鏡を持つスマートな男性

1-1.車検の意味

 

車検の定義

自動車検査登録制度(じどうしゃけんさとうろくせいど)とは、日本でミニカー・小型特殊自動車を除く自動車や排気量250cc超の自動二輪車に対して保安基準に適合しているかを確認するため一定期間ごとに国土交通省が検査を行い、また自動車の所有権を公証するために登録する制度をいう。一般には車検(しゃけん)と呼ばれる。

引用:Wikipedia

 

自動車は登録を受けなければ運行してはならないと、道路運送車両法第4条に定められています。

こう聞くと「車検を受けないとどうなるの?」って思う人も多いのではないでしょうか?

車検が切れてしまった場合は公道を走ることができません。もしも走ってしまうと違法になり罰則が適用されます。

 

1-2.罰則について

 
■無車検運転

無車検運転の違反 ⇒ 違反点数6点、30万円以下の罰金

 

さらに自賠責保険まで切れている場合は、

 

■自動車損害賠償保障法違反

自動車損害賠償保障法違反 ⇒ 違反点数6点、50万円以下の罰金

 

なんと合計で違反点数12点!90日の免許停止になってしまいます!!

ちなみに車検切れの車で事故を起こすと、自動車保険は無効となるので一切保証はされません。

万が一の際に取り返しがつかないので、車検切れの車を運転するのは絶対にやめましょう。

 

2.車検の受け方(方法)

ホンダカーズ仙台北

Honda Cars 仙台北 (引用:https://hondacars-sendaikita.co.jp/dealer/)

ところで、みなさんは車検を受ける時ってどうしてますか?

愛車を購入したディーラーや整備工場へ持っていったり、もしくは車検のコバックなどのフランチャイズチェーンに依頼してみたりと様々ですよね。

これらの方法は王道なのですが、実際には車検を受ける方法は他にも存在しており、大きく分けると以下の3通りになります。

 

2-1.ディーラーや整備工場に依頼する

大半の方々はこの方法ではないでしょうか?ディーラーや街の整備工場、大手フランチャイズチェーン店、ガソリンスタンド、カー用品店などに車を持っていくと、24ヶ月点検と合わせて車検を行ってくれます。

尚、24ヶ月点検は法定点検となりますので、認証工場以上でないと点検項目を実施することが出来ません。

 

【整備工場の種類は2つ!車検時アナタはどちらを選びますか?】

 

2-2.業者に検査の代行をしてもらう(車検代行)

ちょっと特殊な感じがしますが車検代行”と呼ばれる方法で、検査場に車を持っていき検査を受ける部分だけを請け負っています。

「そんなんあるの?」って思った方!!実は知らないうちに、この方法で車検を受けていたかもしれませんよ?

 

【例:とある車屋さんに車検をお願いした(そこが認証・指定工場ではなかった場合)】

  1. お客様から笑顔で車を預かった後、取引がある整備工場(認証・指定工場)に法定点検を依頼
  2. 完了後、法定点検と合わせて車検代金をお客様に請求
  3. お客様から代金を受け取って、笑顔で車を返却
  4. 法定点検をやってくれた整備工場(認証・指定工場)にその分の金額を支払う

 

「え?なーんも、やってへんやん!笑顔くれただけやん。」

 

そうなんです、単なる仲介人です。

こんなこと言うと怒られるかもしれませんが、実際代行してるだけのところって結構ありますよ。(特に車両販売メインや鈑金修理専門のところとか)

 

2-3.自分でやる(ユーザー車検)

実際に経験したことがある人はほとんどいないのではないでしょうか?

「そもそも自分でやれるの?」って思う方がほとんどのはずです。。。

 

これは“ユーザー車検”と呼ばれる方法で、書類を準備して陸運局に行き、重量税の納付と継続検査を行い保安基準に適合していれば合格となります。

24ヶ月点検は法定点検なので、車検時に受けていなくても全く問題ありません!(定期的にメンテナンスはした方がいいです)

 

この方法をとれば間違いなく1番安く車検ができます。

ただし、一発合格できれば良いのですが、不合格となってしまった場合は再検査となります。。。その際には、きちんと整備をする必要があるので、結果的に整備工場に依頼した方が楽チンだったってこともあるので注意が必要です。

 

【ユーザー車検は費用が安い?要注意のメンテナンス項目は2つ】

 

3.車検時の検査内容

カメラを持つお洒落な女性

『車検車検』と言ってますが、どんな検査をしているのかってイマイチわかりずらいですよね。

実際はこんな感じに項目が定められていて、大体上から順番に検査が実施されています。

 

3-1.同一性の確認

車検証や申請書類の記載事項と車両が一致しているかの確認

 

3-2.外廻り検査

自動車の外観に問題がないかの確認

 

3-3.サイドスリップ検査

前輪タイヤが横滑りしないかの確認

 

3-4.ブレーキ検査

前輪、後輪、パーキングブレーキの制動力の確認

 

3-5.スピードメータ検査

実際の速度と速度表示機器との誤差の確認

 

3-6.ヘッドライト検査

ヘッドライトの光量、光軸が基準内であるかの確認

 

3-7.排気ガス検査

排出ガスの一酸化炭素と炭化水素の濃度の確認

 

3-8.下廻り検査

車両下部の不具合の確認

 

 

ちょっとお堅く並べてみましたが、意外と当たり前のことを検査しているだけなので、普段から改造や乱暴な運転をしていなければ大体車検に通ります。

時間に余裕がある場合は、ユーザー車検を試してみるのも面白いかもしれませんよ!

 

4.車検に掛かる費用

BMWのハンドル

車検費用は車検の方法によって大きく違ってきます。

諸費用(検査手数料)など一律金額を除いた場合の費用の違いは次のようになります。

 

4-1.車検にかかる費用の比較

■ディーラーや街の整備工場等に依頼する場合
  • 点検整備料
  • 車検代行料

点検整備料は、車検の検査項目にかかる費用と法定24ヶ月点検の費用が合算されて見積りに記載される場合があるので、注意が必要です。

 
■車検代行の場合
  • 車検代行料

 

■ユーザー車検の場合
  • なし

 

【アナタの見積書は大丈夫?車検と24ヶ月点検は全くの別物!】

 

 

まとめ

1.車検とは?
2.車検の受け方(方法)
3.車検時の検査内容
4.車検に掛かる費用

 

いかがでしたでしょうか??

今回は車検の受け方や検査内容、掛かる費用をお話してまいりましたが、これまでよりも車検についての理解を深めていただけたでしょうか??

余談ですが、整備工場に車検を依頼すると、『車検の検査費用+法定24ヶ月点検費用+諸費用(検査手数料)を全部含めて車検代』として見積書が提示される場合があるので、くれぐれも誤認しないように注意が必要です。

もしも提示された見積書の内訳が理解できなかったり、どこかしら気になった場合は、遠慮することなくしっかりとお店に質問をしてみましょう!

今回お話した内容をきちんと教えてくれない“不誠実な整備工場”は避けた方が無難だと思いますよ!

それでは(^^)

 

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